7月1日から、尾瀬地域での山小屋が営業開始です !
見晴地区では7月1日現在、左側の「原の小屋(営業開始日未定」、 右側の「第二長蔵小屋」及びその奥の「尾瀬小屋」の3軒が休業です!
新型コロナ感染防止対策のため、営業を停止していた福島県桧枝岐村御池から沼山峠下登山口までのシャトルバスが7月1日、2020年度の運行を開始しました。また、新潟県側の魚沼市からのバス及び奥只見湖の遊覧船も7月1日から運航開始です。 これによって例年より1か月以上遅れていた尾瀬地域への全入山ルートが利用可能となりました。また、同じように営業を停止していた尾瀬地域の山小屋も7月1日から営業を開始しました。
山小屋の営業は10軒(6割弱)、収容人数は最大でも3分の1程度に!!
ところが、新型コロナの感染拡大を防止する対策を徹底したうえでの営業が要求されることから、山小屋勤務者及び宿泊者の感染防止のため或いは準備期間が必要などの理由により、5月以降5施設が今年度の営業停止を発表してきました。さらに当初は7月1日からの営業を予定していた2施設も、営業開始日を延期(開始日は未定)しています。この結果、尾瀬地域にある17軒の山小屋のうち、同日から営業開始したのは6割弱の10施設だけという事態になっています。さらに各施設とも、施設内での感染防止のため、一日の最大収容者数を定員の半数以下としているため、尾瀬地域宿泊者数は、最大でも例年の3分の1以下になるという状況です。
7月1日からの山小屋の営業状況は次の通りです!(大人1泊2食の場合)
下記の表は、尾瀬地域の山小屋17軒のうち、11施設(尾瀬沼畔・三平下の尾瀬沼山荘及び鳩待峠の鳩待山荘は、地理的条件により未記載としました)についてホームページ及び直接電話をして「宿泊条件」「新型コロナウイルス感染症対策」について調査しました。基本条件は、大人が1泊2食で宿泊する場合(各施設とも素泊まり料金が設定されていますし、子供料金も設定されています)で、①、16時までにチェックイン ②、21時に消灯 は全施設同一条件です。
- 新型コロナウイルス感染症対策として、1人から個室が使えます(一部を除きます)。
- マスク着用全施設で求められています。
- 各施設でチェックインの際に体温のチェックや質問票の記入を求められます
- 各施設が最も重視したことは、「健康に不安がある場合は、入山をしないこと」でした。
- 新型コロナ対策を、表の中央付近に記載しました。
- 特筆すべきは、ハンドソープを全施設で用意してることです。
- 施設内において「こまめな消毒」が求められます。
- 夕食、朝食そして入浴等については「三密(密閉・密集・密接)排除」を徹底するとしています。参考までに、弥四郎小屋では、「浴室」のほかに「シャワールーム」があり、「感染防止にはシャワーを主体」とも考えているとのことでした。
- 寝具については、枕カバー・シーツを用意(一部の施設では有償)しますが、不安の場合は、タオルやシーツ或いは寝袋等を持参するのも可です。
- このほかには、各施設がホームページで「新型コロナ感染防止対策」を載せていますのでご覧ください。
- 携帯電話の使用について、尾瀬地域内の山小屋内で、「au」が利用できます。また「Free WiFi」か利用できます。
- 携帯電話への充電についても記載しました。
20.6.30 7月1日からの山小屋の状況 正版
山小屋関係者の皆様 電話でいろいろとお教えいただきありがとうございました。忠実に反映したつもりですが、「相違している」箇所がありましたら、ご指摘ください。訂正いたします。
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