• 「ああ 楽しかった!」という満足感を味わえる「旅」を提案します

    7月、尾瀬では日光黄菅が主役です!日光黄菅の見ごろを予測しました!

    尾瀬ケ原・北縁道のいもり池南では、7月16日~24日! 

    尾瀬沼畔・大江湿原では、7月20日~26日!

    注 このところ気温が急上昇しており、1両日は早まるような雰囲気です?

    2016年から2021年までの開花状況と2022年の予測日を表にしました

    2022年の尾瀬の夏は、駆け足で近づいてきました!

    今年、水芭蕉の見ごろは1週間ほど遅くなっていました。しかし、尾瀬沼、山ノ鼻両ビジターセンターのブログには、晩春に咲く蓮華躑躅と初夏に咲く杜若、檜扇菖蒲や朱鷺草などが連れ立って咲いている上、綿菅も今年は多そうで、とても楽しみとありました!

    そして本命の日光黄菅も、1日には尾瀬ヶ原の逆さ燧の池塘付近で開花し、尾瀬沼畔の大江湿原でも開花したとあり、7日には大江湿原で華やかになってきたとありました。いよいよ尾瀬の夏本番というところです! 左の写真は、7月7日の尾瀬沼ビジターセンターのブログに載っていた大江湿原のニッコウキスゲです!

     

    今年の日光黄菅は、どんな具合に咲くのでしょう?

    過去5年間を振り返ると最もきれいだったのは、2019年でした。2020年もそれなりに咲いていました!2017年は、ワタスゲが当たり年で、日光黄菅とのコラボが素敵でした!2018年そして2021年は、残念ながら花の数が少なかったと思います? ややもすると、鹿対策にばかり気を取られ、毎年きれいに咲くものだと勘違いしがちですが、「気候条件こそが、花が見事に咲く大前提だ」ということを教えています。ビジターセンターのブログでは、「蕾が多そうに見えます」とありましたから期待できそうです?

    日光黄菅の群生は、尾瀬沼畔・大江湿原と尾瀬ヶ原・北縁道のいもり池南で見ることができます!

    尾瀬沼東岸台地下から大江湿原の日光黄菅の大群生と燧ケ岳を望みます!(2019年)
    現在、尾瀬ヶ原を代表する見どころである北縁道・イモリ池南の 日光黄菅の群生です!(2021年)

    尾瀬の日光黄菅をたっぷり楽しむ方法は?

    燧ケ岳山麓周回+尾瀬ケ原周で、尾瀬の日光黄菅の見どころをめぐりましょう!

    二つの群生地を地図上に載せました!

    22.7.8 尾瀬のニッコウキスゲ全図 原本

    沼山峠を下り、尾瀬沼畔・大江湿原に出るとすぐに日光黄菅に出会います!

    2017年7月、大江湿原に出た途端、日光黄菅と綿菅に会いました! こんな年もあります?

    そして尾瀬沼畔まで、日光黄菅の咲き誇る中の木道を歩きます!

    前方はヤナギランノ丘分岐、続いて第2大江川橋を渡ると木道の両側に日光黄菅を見ながら進みます!

    ヤナギランの丘から大江湿原を俯瞰します!

    尾瀬の開拓者である平野家の墓所があるヤナギランの丘からの大江湿原です! 長蔵氏、長英氏そして、三平下の登山道で倒れられた三代目長靖氏までの冥福を祈った後で、ゆっくりと大江湿原を俯瞰してください! 左側の第2大江橋周辺から右側の大江湿原分岐の先、奥沢周辺までの木道の周辺一帯が黄橙色に染まっているのが見えています!

    大江湿原分岐に到着です!

    木道を進むにつれて、木道周辺の日光黄菅が増えてゆきます! 大江湿原分岐周辺は、日光黄菅の密度が最も濃い、尾瀬地域最大の日光黄菅の群生地です!右に折れて進む道が、尾瀬沼北岸道!尾瀬沼西端の沼尻を経て尾瀬ヶ原へ向かいます!

    尾瀬沼北岸道を歩きだすとすぐにわたるのが大江川!橋の右岸の袂には展望テラスがあり、周囲には日光黄菅が群生している上、木道先の左側に三本落葉松で知られる通称「尾瀬塚」、正面には燧ケ岳が聳えていますから、絶好の撮影ポイントとなっています!

    尾瀬ヶ原では、最初にかつての日光黄菅の群生地「水芭蕉で有名な下の大堀ビュースポイントへ向かいます。

    1991年5月発行「山小屋の主人がガイドする 尾瀬を歩く」に載っていた日光黄菅の写真です。
    2021年の下の大堀ビューポイント付近です!

    下の大堀一帯では、かつて当たり前にみることができた光景の「復活」を目指して2020年から「シカ防護柵」が設置されてきました! 左の写真は2021年の下の大堀ビューポイント付近です!まだまだ期待できるほどまでは、行きませんが、それでも確実に日光黄菅が育っています!よくわからないでしょうが、この中に20株ほどが咲いていました!今年はさらに期待できそうです!

    牛首分岐を右に折れて、尾瀬ヶ原地区の群生地 北縁道・いもり池の南へ向かいます!

    東電下の大堀橋を渡り、拠水林を抜けると、2019年からシカ防護柵が設置され、かつての賑わいが戻りつつある日光黄菅の群生地に出ます!まだまだ以前のような群生は見られませんが、それでも見ごたえがあり、久しく絶えていた「尾瀬ヶ原の日光黄菅」が復活しつあります!

    この2か所以外では?

    2021年には残念ながら、尾瀬ヶ原でこの2か所を除いては見ごたえのある見どころはありませんでした? 見本園にも「シカ防護柵」が設置されていますし、そのほかにも数か所設置されています。今年は、大いに期待できそうです!

    さあ、尾瀬の「日光黄菅」を楽しみに尾瀬を訪れてみませんか?!

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