伊豆半島の河津町と南伊豆町で河津桜の「桜まつり」が始まりました!続いて17日には、函南町で「かんなみの桜まつり」が開催です!2月には伊豆半島全域で、「桜まつり」はありませんが「河津桜」に代表される「早咲きの桜」を楽しむことができます。昨年は、見頃期間が2月下旬でしたが、今年はどうでしょうか?
河津町観光協会の「開花情報」によれば、河津桜の原木は2月1日「4分咲き」まで進んでいますし、南伊豆町の青野川沿いや松崎町の雲見入谷でも開花が進んでいます。これらの桜は、すでに1月末の段階で「2分咲」を過ぎています。このまま推移すると、予測より3〜4日早く見ごろを迎えると思われます。2月の6日には、そろって見ごろになると推測しました。から、見頃そろって見頃の最先端を進んでおり、6日には「見ごろ」を迎えるのではと思われます?
例年伊豆半島で最も早く見ごろを迎える西伊豆の松崎町の雲見・浅間神社参道口で見ごろになっています!また、「河津桜発祥の地」である河津町でも「SAKURA BLOG – 河津桜情報」によれば上河津地区の「上條の桜」のある「河津七滝ループ橋」下周辺や川津筏場の「大堰」周辺で「見ごろ」になっているとのことです!
河津町の「河津桜原木」は、河津町観光協会の「開花情報」に、1日「4分咲き」とありました!また、南伊豆町の「休暇村南伊豆」のスタッフブログに掲載の写真を見ると1月29日には「2分咲き」ほどに進んでいるようにみえました!
西伊豆町の「安城岬ふれあい公園」では1月29日「河津桜が1分咲き」程度に、伊東市の「チェリーロード(県道遠笠山富戸線)」では28日「伊東小室桜が2分咲き」程度にそして同市の松川湖入口付近で28日「河津桜と思われる早咲きの桜が2分咲き」程度になっていました!
南伊豆町・石廊崎、松崎町及び東伊豆町・稲取の2023年と2024年の気温の推移は次の通りです! (2023年及び気温は2024年1月の気温は、気象庁のデータを利用しました。2024年の2月の気温は、日本気象協会の「2週間天気」を利用しました)
「河津桜」及び「伊東小室桜」の「主な見どころをすべて周る超贅沢な、フルコースのお花見」は、愛でることができる期間」は、15日から17前後の期間と思われます!2024年の「河津桜」そして「伊東小室桜」を思い切りお楽しみください!(注 見ごろ期間は、各見どころとも「12日間」と設定しました。)
各地区の開花情報の入手先を掲載しておきます
函南町観光協会 かんなみ桜情報
伊豆の国市 桜の名所&開花情報
河津町「河津桜まつり」 河津桜まつり開花情報
河津町内の河津桜の情報 SAKURA BLOG 河津桜情報
南伊豆町 南伊豆町観光協会 開花情報
伊東市 「市の花が椿」のためか、「伊東小室桜」を含むさくらに関する問い合わせ先が核にできませんので 「市」と「観光協会」の電話番号を載せました。 伊東市 観光課 TEL 0557-32-1717 伊東市観光案内所 TEL 0557-37-6105
函南町・柿沢川沿いの桜並木は年々綺麗になっています!「かんなみ桜の会」が2001年から柿沢川の堤の上に約410本の「河津桜」を植えてきました。植え始めて20年、木が年々大きくなり花にも勢いがあります。「かんなみの桜まつり」は2005年に始まっています? 畑毛せせらぎ公園を中心に上流の駒形橋から下流の榎橋までの間の堤上又は堤下に1.5kmほど続く桜並木は見ごたえがあります。伊豆半島では、発祥の地河津町及び南伊豆町に次ぐ規模の桜並木ですが、両岸ともに「河津桜」は土手下に植えられています。「桃の花のような濃いピンク色」の花が勢い良く咲いていますが、まだ若い木が多いので将来が楽しみです!また、祭り期間中は臨時駐車場も用意されています!函南町では、河津町や南伊豆町に比べ見頃期間が1週間ほど遅くなり、伊豆の河津桜の「しんがり」が函南町が定位置のようです!
「伊豆の国市大仁地区の狩野川堤防沿い凡そ750m、141本の河津桜並木」は、2002年から旧大仁町と大仁ライオンズクラブ(当時)の手で植えられてきました! 大仁地区の対岸に「城山(じょうやま)」を間近に見上げることから「城山桜(河津桜)」と名付けられました! ここには「長嶋茂雄ランニングロード」というモニュメントがあり、長嶋氏が現役当時の昭和40年代、冬の合宿でランニングに利用したコースと記されています。このモニュメントから南側へ500mほど続く伸び盛りの桜並木は、早春の日差しに輝いて見事です!
伊豆の国市、寺家の守山の南側に伊豆中央高校があります。東を狩野川が流れており、土手上の道路の高校側の路肩沿いに400m、凡そ50本の河津桜が桜並木を作っています。まだ若木ですから見応えのある光景には数年かかるかと思いますが、付近の狩野川沿いにソメイヨシノ中心とした「サクラの見どころにはこと欠きません。桜並木の少し北には「守山西公園」の駐車場がありますから、ゆっくりとお花見ができます!なお、対岸の2kmほど上流にも河津桜が植えられた「リバーサイドパーク」もあります!
「河津桜発祥の地である河津町」に入ると同町田中の飯田氏宅に「1955年頃に発見された河津桜の原木」があり、今なお「濃いピンク色」の花に埋め尽くされた美しい姿を見せています!また、町内に約10,000本の「河津桜」が植えられていますから、どこでも「河津桜」が楽しめますが、見所は上流部の峯小橋付近から河口近く浜橋までの「河津川左岸沿いの3.5kmほど続く、発祥の地らしい規模の河津桜並木」です!左岸の河津駅近くの館橋から浜橋までの間及び右岸の踊り子温泉会館近くには、300mほどの「河津桜のトンネル」がありますし、上流の峰小橋近くの涅槃堂裏山の「桜見晴台」から俯瞰する「河津川沿いの河津桜並木」が、まるで「ピンク色の龍が大海を泳いでいる」ように見えます!河津川沿いの桜並木と涅槃堂裏山の「桜見晴台」からの手棒を楽しむには、車でどうすのではなく、ゆっくりと歩きながら鑑賞することをお勧めします!ゆっくり回っても2時間はかかりません!途中に2カ所「足湯コーナー」もあります。
天城峠トンネルを抜けて下ってくると、徐々に河津桜を目にするようになります。ループ橋に差し掛かると右側の斜面に河津桜を感じながら下ります。この桜を見るには、ループ橋を下って河津七滝方面へ左折して、見事に咲く「上条の桜」の前を進んでループ橋の輪の中の駐車場へ向かいます!駐車場から見上げる斜面一杯に植えられたピンクの河津桜とループ橋が作り出す光景は、川沿いの桜並木にはない「山の河津桜」の美しさを見せてくれます!
南伊豆町下賀茂地区の青野川沿い凡そ2.2kmに約800本の桜並木があります!1980年代後半から植え始められており、河津町の河津川沿いの桜並木に次ぐ歴史があることから「今が盛り!」とばかり濃いピンクの花に埋め尽くされた樹齢が40年近い木も多数あり、河津町の河津川沿いの桜並木に匹敵するほどの美しさです! 青野川の「河津桜並木」から1kmほど下流の日野(ひんの)には、「河津桜」とともに「まつりを担う菜の花畑」が広がっており、「ピンク色の河津桜」と「菜の花の黄色」のコラボレーションを楽しむことができます!また、南伊豆町役場では、庁舎の外側階段上部に「展望スペース」があります!見下ろす光景は「圧巻」です!なお、南伊豆町の「開花情報」によれば、下流部の道の駅周辺が上流部の町役場周辺より2〜3日開花が早く見ごろを迎えます!
松崎町の桜と言えば、那賀川沿いの6㎞に及ぶ「ソメイヨシノの桜並木」で有名ですが、河津桜の「隠れた穴場的見どころ」でもあります。雲見温泉の「雲見入谷バス停」の先で国道136号線はアピンカーブを繰り返して登ります。このヘアピンカーブの斜面と中にあるゲートボールコートの周囲に二十数本の河津桜が植えられています。松崎町の河津桜は、西伊豆の温暖な気候によるのか(?)本家の河津町より早く見ごろを迎えます!桜は、見上げるだけでなく、上の道から見下ろすこともできます。「河津桜を1日でも早く楽しみたい!」という方々には最適の見どころです!バス停付近に区画された駐車場は内容に思えます?なお、上の写真は松崎町雲見温泉協会のホームページからお借りしました。ありがとうございました。
また、富戸の「さくらの里」周辺でも咲いています!
「伊東小室桜」は、1988年伊東市の萩原農園、萩原直義氏によって同市小室山の中腹で発見された桜です。花の色は淡紅紫色ですが、河津桜に比べてやや薄い色をしており花弁が大きいのが特徴です。見頃期間は2月中旬で、河津桜に見ごろを引き継ぐように咲いています! 2001年「日本花の会」により、カンヒザクラとオオシマザクラの雑品種で「新種の桜である」と確認されました。「母樹」は萩原農園にあり、2008年「伊東小室桜」と名付けられています。市内全域に、2000本近くが植栽されていますし、小室山公園では150本以上が駐車場周辺とレストハウス裏の小室山の山腹一帯に植えられていますから、遊歩道を歩きながら楽しむことができます。見どころとして母樹のある萩原農園や富戸地内の県道111号線(通称 大室高原チェリーロード)沿いにも50本以上が植えられており、見どころとなっています! 1月27日、萩原農園の「母樹」は、2分咲き近くになっていましたから、好天が続くと7日前に「見ごろ」を迎えるかもしれません? なお「母樹」の植えられている萩原農園の周辺には、駐車場がありません。また周囲は住宅街である上、狭い生活道路を進みます?離れたところに車を駐車して桜鑑賞することをお勧めします!母樹は「河津桜の原木にも匹敵するほど見事なを見せてくれます!さらに、県道111号線も近くに駐車場がありません! 300mほど続く桜並木でもやはり、歩いて鑑賞されることをお勧めします!
左は昨年、右は今年の萩原農園の「母樹」の姿です。昨年1月27日には、2分咲き近くになっていました。しかし今年は、花が一つもついていませんでした。樹にも勢いを感じなませんでした?隣の寒桜が見頃でしたので、余計そう見えたのかもしれません。「回復されることを祈ります。」としか言えません。見せていただいてありがとうございました。
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