
尾瀬 水芭蕉の見ごろは、当初の予測より5〜6日遅れの「4月末から」と修正しました!
14日に尾瀬の水芭蕉の見ごろ期間は、4月22日〜5月10日前後と推測しました!しかし、尾瀬では17〜18日に降雪するなどして雪解けがペースダウンし、水芭蕉の見ごろは当初の予測よりより4〜6日遅くなっています?
尾瀬の雪解けの状況を再確認しました?尾瀬ヶ原では例年、尾瀬沼畔・大江湿原より4~5日早く雪解けしています!
尾瀬ヶ原・中田代の「竜宮小屋のブログ情報」を雪解け等についての資料(含 写真)として利用させていただきました。
「竜宮小屋のブログ」は、2013年から継続されており、尾瀬ヶ原の雪解けの状況や花々の開花状況等について時系列に知ることができる貴重な情報が載っており、資料(含 写真)として利用させていただきました。お礼申し上げます。なお、東京パワーテクノロジー株式会社のブログ及び環境省・アクティブレンジャー日記も一部参考にさせていただきました!併せてお礼申し上げます!
尾瀬ヶ原及び尾瀬沼畔・大江湿原の2016年と2023年の4月17日〜28日(23年は23日で)の雪解けの状況は次の通りです!



(2023年の情報は23日までです)
2016年4月の尾瀬ヶ原は
- 4月18日までは記録はありません。
- 竜宮小屋の19日付のブログには「18日に小屋開けしました。今年は、何時もより早く小屋に入り準備しています。なぜなら、残雪が少ないのです。なんと、山の鼻地区を過ぎてから川上川との中間位から、小屋まで木道が出ていて牛首からは、原 にもほとんど雪がありませんでした。ビックリです。」と
- 19日付の尾瀬ヶ原の写真は牛首分岐と下の大堀川橋の間ですが、雪はありません。
- 22日には、下の大堀川沿いのビューポイントやテンマ湿原で水芭蕉が咲き始めています。
- 25日には、テンマ湿原で水芭蕉が見ごろになっています。
- 27日には、植物見本園で見頃なっています?
- 写真はありませんが、ビューポイントでも、25日には見頃になっていると推測されます。なお、ビューポイントでは5月7日に竜宮小屋のブログに写真があり、8日には見頃過ぎになっていると推測しました
一方、この時期大江湿原では、まだ一面雪に覆われています?
2023年4月の尾瀬ヶ原は
- 早くも4月3日に記録があります。「3月31日、今シーズンの準備作業を始めました。今シーズンの残雪状況は、例年に比べて1mくらい少ないように思います。・・・」と
- 4月19日には、「・・・・雪の量は、14日から5日後ですが、かなり少なくなっていました。」とあります。
- 20日以降に情報がありませんが、雪解けは例年並みに推移し、2016年に数日遅れの23~24日頃に下の大堀川沿いのビューポイントなど尾瀬ヶ原の木道周辺では雪が消えている思われます。
大江湿原では
- 17~18日には降雪がありました(ブログには載っていませんが、尾瀬ヶ原でもいくらか降雪があっものと思われます?)。
- 20日以降は再び雪解けのペースが上がり、23日には2016年の19日のレベルに達したように見え、28~29日ころに雪解けするのではと推測されますが、残念なことに釜堀沢湿原の水芭蕉は、見ることが叶いません?
標高1200m近くの大清水湿原では
4月20日の群馬県片品村観光協会の「Twitter」に、尾瀬ヶ原より一足早く水芭蕉が咲くことで知られる大清水湿原で14日に水芭蕉が4~5分咲きになったとありました。
確実に、水芭蕉の季節が駆け足で近づいています!
尾瀬ヶ原の見ごろ期間を次のように修正しました?

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ビューポイントは、4月27日〜5月7日前後
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鳩待峠道・テンマ湿原は、4月28日〜5月8日前後
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竜宮十字路南・長沢口や六兵衛堀など尾瀬ヶ原・中田代周辺では 4月29日〜5月9日前後
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見晴からの赤田代道及び植物見本園では、4月30日〜5月10日前後
尾瀬ヶ原の見どころを次のように修正しました?
見どころは、山の鼻から見晴までの尾瀬ヶ原横断道沿いだけです? 尾瀬ヶ原で唯一、新潟県に属し、木道沿いに群生する笹山田代の水芭蕉は、沼尻川(只見川)を渡る橋が通れず、残念なが見ることはできません?

尾瀬ヶ原の見どころです!
5 六兵衛堀沿いです!

6 竜宮十字路南の長沢口付近の群生です!
竜宮十字路から5分も歩かないところです。ベンチで休んでいる人は多いのですが、殆どの人が見に来ない堂々たる見どころです!

7 ご存じ、「ビューポイント」からの下の大堀川沿いの群生です!
「尾瀬の水芭蕉」と言えば、この「下の大堀川沿い」の「ビューポイント」と言われます、ピークには見物?渋滞も起こります!
8 牛首分岐から少し進んだ カップルベンチ付近の群生です!

10 赤田代道の赤田代分岐手前の群生です!

11 尾瀬ヶ原西端、山の鼻の「植物見本園」の群生です!
見本園中央部の規模は、尾瀬ヶ原で最大と思われます!残念なのは、ここが、尾瀬ヶ原の西端に位置することです!

12 鳩待峠道 テンマ湿原の群生です!

尾瀬ケ原へは、鳩待峠から山の鼻へ下り、山の鼻から鳩待峠へ上ります!
尾瀬ヶ原の周遊区間は限られています!山の鼻⇔見晴間です!
そのほかに、見晴⇔赤田代間(35分)が歩けます

山の鼻〜〈40分〉〜牛首分岐〜〈15分〉〜ビューポイント〜〈20分〉〜竜宮十字路〜〈15分〉〜六兵衛堀〜〈15分〉〜見晴は、片道凡そ105分です!
- この区間にトイレは、山の鼻だけです(4月下旬からは、竜宮、見晴が使用可能になります)!
- 利用可能な山小屋は山の鼻に2軒、見晴に1軒です!(4月下旬からは、竜宮及び見晴で各1軒開業します)!
さあ、群馬県・片品村の鳩待峠から尾瀬の水芭蕉を見に行きましょう!
鳩待峠行きの「乗合バス」「乗合タクシー」は4月22日から運航しています!
しかし、鳩待峠からの最終バスは午後4時40分発です!山の鼻を遅くとも午後3時10分には出発する必要があります。
その前に、まずご自身の体調を十分に考慮して行動してください!
登山道や木道は?
登山道及び木道の状況については、環境省・インターネット自然研究所の大江湿原のライブ映像を基礎情報に、これまで集めたデータを勘案して、鳩待峠から山の鼻までの歩行には支障がないと判断していますが、鳩待峠道などの樹林内の登山道や木道の雪の情報については、鳩待峠及び山の鼻のライブカメラが作動していませんから、不明の部分もあります。事前に尾瀬保護財団及び片品村観光協会へ問い合わせることをお勧めします。
尾瀬ヶ原及び尾瀬沼へ向かうにあたって?
以下に各種の案内を載せていますのでご確認ください!
さあ 万全の準備をして、尾瀬の水芭蕉を見に行きましょう!
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