• 「ああ 楽しかった!」という満足感を味わえる「旅」を提案します

    2023年、尾瀬の水芭蕉(尾瀬ヶ原・中田代 下の大堀川沿い)の見ごろは、5月10日頃が「ピーク」かと思われます!

    尾瀬の雪解けはどこまで進んだのか? 4月25日の尾瀬です!

    4月25日、尾瀬ヶ原を歩いてきました。鳩待峠から山の鼻までの道は大半が雪に覆われていました。山の鼻もまだ40㎝ほどの雪が・・・ 上田代へ出ても一面雪野原でした。

    しかし、原の川上川橋を過ぎると、雪は部分的に残る程度に消えていました。「第1ベンチ」から「逆さ燧の池塘前」の間に「尾瀬湖」も出現していました!

    上の大堀川橋を渡り中田代に出ると、雪の消えた広大な湿原に出ました!雪はありませんでした。中田代では、雪は竜宮周辺と南側の山すそに残っていました。水芭蕉の主たる見どころの下の大堀川沿いにも雪はありません。いつ消えたのかわかりませんが、目視できるほど水芭蕉は、確認できませんでした。

    前方で分かれている木道を左に進むと「水芭蕉と至仏山とのコラボ」で知られる「ビューポイント」に突き当たります。

    竜宮十字路の周辺になぜか、雪が残っていました?

    竜宮十字路へ向かい、「竜宮現象地」を進むと、その先の立金花が群生する「鹿防柵ゾーン」を通ります。この一帯は、数こそ多くはありませんが、今回見た中で最も早いペースで水芭蕉の花芽(花茎)が伸びていました?

    竜宮十字路に近づくと、雪が増えてきました。この一帯だけが「うっすら」と雪に覆われていました。さらに南側の「水芭蕉の見所の一つでもある「長沢口」も消えているのは、ほんの一部でした。

    龍宮小屋、沼尻川の樹林内なども、山の鼻ほどではありませんが、雪が解けずに残っていました。 中田代から下田代へ抜けると、様相は一変!木道がどこを通っているのかわかりませんでした。

    六兵衛堀へ向かっていくと六兵衛堀沿いは雪どけが早いようでしたが、六兵衛利を肥えて見晴へ向かうと、見晴までの間は、一部消えているところもありますが、木道は、まだ大半が雪に覆われていました。

    尾瀬ヶ原で山小屋が一番多い見晴につ着ました。三原も山の鼻に負けない穂と雪に覆われています。山の鼻と見晴、尾瀬ヶ原の両端に位置しながらともに山すそだからか、雪の量が多いのはなぜでしょう? 不思議なことです。

    見晴から西の至仏山方向です!

    見晴から赤田代道を歩き、まだ渡れない東電尾瀬橋の右岸袂まで足を延ばそうと考えたのですが、燧ケ岳の山すそは雪が多く、赤田代分岐のある台地までの間、大地の縁を除き木道は雪に覆われていました。水芭蕉の見どころでもある「赤田代分岐のある台地」へ上がると、一面雪に覆われていました。やむなく、ここから引き返しました。

    赤田代分岐のある台地からの尾瀬ヶ原の全景です!左端が見晴、正面奥に至仏山です!

    「水芭蕉の見どころ」の中には、もうすぐ見ごろになりそうな場所もありました!

    笹山田代を除く尾瀬ヶ原の「水芭蕉の見どころ」をみてきました!地図で場所を案内します。

    雪が消えると、たちまちに水芭蕉の花芽(花茎)が出てきます!

    2021年からの3か年のうち、今年2023年が一番く雪解けしています?

    「水芭蕉の見どころ」10カ所の2021年及び2022年の見ごろと4月25日の姿を比較しました。

    • 2021年の見本園の状況は不明ですが、下の大堀川沿いでは4月27日、雪解けしたばかりで花芽(花茎)は見られませんでしたし、テンマ湿原は27日に一部雪が消え花芽(花茎)が見られました。
    • 2022年の見本園を含む尾瀬ヶ原は一面雪に覆われていましたし、テンマ湿原のある鳩待峠道も雪の中でした。
    • この3カ年の中では、今年2023年が一番早いペースで雪解けしています。

    花芽(花茎)の状態から見ると、一番早く見ごろになるのは、竜宮十字路西!2番目は下の大堀川沿いなどと思います!

    10カ所の見どころの中で雪に覆われていなかった8カ所の花芽(花茎)の状態を調べました。中でも一番大きく(成長)なっていたのは、竜宮十字路西の鹿防柵ゾーン近くの見どころでした。25日の段階で「小ぶり」のサイズになっていますから、「霜」に会わなければ、4月内に見頃になっているでしょう? 続いては、下の大堀川沿い、植物見本園の入り口付近そして北縁道のカップルベンチ付近などが、量にばらつきはあるものの同じようなレベルに見えました。

    残りの4カ所の中では長沢口が雪が解けたばかりのように見え、最も小さい花芽(花茎)でした。他の3カ所は同じように見えました。これの見どころの生育条件はそれぞれ違いますから、竜宮十字路西を除けば見ごろとなる時期は、一概には言えません。

    水芭蕉は、寒さ(霜など)に弱く、苞や葉が茶色に変色しているのをあちこちで見かけました?

    尾瀬では、10日ほど前から降霜などもあり日々の寒暖差が激しく、水芭蕉に影響を与えていました。25日も朝6時半過ぎに̠-4℃でした。買うたことから、竜宮十字路西など成長が進んでいる見どころでは、下の写真のように、苞がとれたり茶色く変色した個体をたくさん見ました。

    それでも2023年は、2016年に次ぐペースで雪解け(尾瀬沼畔・大江湿原)が進んでいます!

    インターネット自然研究所の尾瀬沼畔・大江湿原のライブ映像によれば、異常に早かった2016年とは比較できないものの、2018年、2021年(2020年は情報なし)よりは、早いペースで推移しています。5月1日には9割以上が消えており、残念ながら見ることはかないませんが映像からは、水芭蕉が出始めているように見えます。

    5月半ばまでの天気予報を用意しました。載せておきます。ただし、予報はあくまで予報です。

    尾瀬ヶ原では水芭蕉の見ごろに向かって、期待が膨らんでゆくことでしょう!

    尾瀬ヶ原のビューポイントからの見ごろは5月3日〜20日の間の10日間前後と推測しました!

    ビューポイントから見ごろはいつから? 誰もが「GOOD TIMINGで!」そう考えます?

    • 連日気温が上昇すれば早くなり、3日〜13日ころに?

    • 寒暖差があり低温傾向が続くと遅くなり、8日〜18日ころに?

    • 平年並みの日が続くなら、5日〜15日となるでしょう?

    天候が順調に推移すれば3日から「見ごろ」となるのですが、尾瀬では、この5月の大型連休に降雪が珍しいことではありませんから、様々な場面を想定していても無駄にはならないと思います。ちなみに27日には尾瀬ヶ原も尾瀬沼も雪が降り、10㎝ほど積もったそうです。

    ビューポイントからの水芭蕉を堪能したら、その気時の水芭蕉の見どころを巡りましょう!

    ところが、それぞれの見どころの「見ごろがいつか?」について、詳しくは調べておらず、調べておりません。いえるのは、湿原よりは山裾や樹林に近い沢などが遅くなるのは、自明の理です。これらを踏まえたてすべての見どころについてご案内します!東西6kmです。ゆっくり回りましょう
    1. 見頃期間に幅を持たせました。
    2. 下の大堀川沿いと同じころに見ごろになるのは、テンマ湿原、竜宮十字路西の鹿防柵ゾーン、上田代の原の川上川の周辺そして北縁道のカップルベンチ付近が・・・
    3. 続いて長沢口,六兵衛堀そして赤田代分岐の台地の縁りが続くでしょう?
    4. 殿(しんがり)を務めるのは上田代の山の鼻口周辺及び赤田代分岐の台地になると思われます?
    5. 植物見本園は、最初の下の大堀川沿いが見ごろになるころから、最後山の鼻口の上田代が見ごろを過ぎても見本園のどこかで見ることができる徳主体になります!

    尾瀬へ向かうにあたって、

    5月半ばまでは、日陰の沢や北側斜面では、雪が残っていることが考えられます。アイゼンを用意するまでではないと思いますが、ストックを用意するのも対策の一つと思います。

    4月25日の状態です。

    山小屋及びトイレについて

    交通事情と鳩待峠行きバス時刻表

    最後に龍宮小屋さんへのお礼です!

    この推測をするにあたり、さまざまな情報を集めましたが、残念なことに4月を含む山の鼻VCが開館する5月中旬以前の情報は龍宮小屋と長蔵小屋のブログに頼っていました。残念なことに2021年7月、日光黄菅の情報を最後に突然消えてしまいました。その後は一人、龍宮小屋のブログだけが頼りになってしまいました。今回も、4月からの情報を活用させていただきした。ありがとうございました。併せて尾瀬保護座談の山の鼻VC及び尾瀬沼VC、東京パワーテクノロジー株式会社、片品村観光協会、桧枝岐温泉観光協会等の情報も利用させていただいております。重ねてお礼申し上げます。

    万全の準備をして、尾瀬の水芭蕉を見に行きましょう!

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